こんにちは、さくさくです!
最近トランプ関係で株価が大暴落してますね。長期投資をしている皆さんはちゃんと損切りせずに持っていますか。今回はずっと持ち続けるのはつらいと言っている人に読んでほしい、長期投資×インデックスが最強と分かる「敗者のゲーム」という本を紹介します。
市場は予測できない

当たり前だろという声が聞こえますが、これは素人に限った話ではありません。市場は非常に複雑で予測が難しく、プロの投資家でさえも長期的には市場全体に勝つことは難しいのです。このことはすでにたくさんのデータが出ています。このような場合投資はもう無理だと思われるかも知れません。ただこのような敗者のゲームではなく勝者のゲームも存在するのです。
敗者のゲームの基本

ここで大切なのは投資の視点を変えることです。投資家にとって、目標は「他人より優れたパフォーマンスを出すこと」ではなく、市場全体のパフォーマンスを安定して追随することでです。何を言っているかというと、積極的な取引や市場予測は逆効果であり、長期的に安定したリターンを得るためには、低コストのインデックスファンドや分散投資が効果的であるということです。インデックスファンドとは簡単に言うと市場の値動きに従って運用を目指している投資信託です。よく聞くオルカンやS&P500のことですね。これが市場の動きに連動してるから経済が成長するに従って、自分の資産を増やしていこうという投資の仕方なのです。市場が成長するのはゆっくりなのでガマンが必要ですが、この長期投資×インデックス投資がベストなのです。
このインデックスファンドと対になっているのがアクティブファンドというものです。これは企業の業績予想や株価分析に基づいて、市場全体の値動きを上回る運用成果を目指すタイプの投資信託です。これは人の手で分析して売買しているので、手数料はインデックスに比べてかなり高いのに加えて、プロでも今の市場に勝つのは難しいのです。これが敗者のゲームと言われています
リスク管理と心理的な要素

投資にはリスクが伴うが、それを適切に管理し、感情的な投資判断を避けることが重要です。感情的に動くと、短期的な市場の変動に過剰に反応してしまい、長期的な利益を逃す可能性があります。これが今の株価暴落ですね。今後さらに暴落する日がくるかも知れません。でも今はガマンの時期です。資本主義である限り、経済は成長していきます。

これはS&P500のこれまでの株価変動です。1929年のBlack Tuesday(世界恐慌の始まり)や1987年のBlack Monday、2008年のリーマンショックですら回復しています。グラフのように株価回復に2~3年もかかるかも知れませんが市場は回復するということを常に頭に入れて株式投資をするべきなのです。
最後に
今回は長期投資×インデックス投資が成功につながることを伝えました。僕たちにできることは、短期的な利益を求めるのではなく、自分の感情を管理し、リスクを適切に取ることが大切なのです。
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